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パナマ運河(その1)!? [Photo]

 猛暑がつづいていた7月某日、パナマ運河へ行ってまいりました(^^)v
 ・・・といっても、車に乗って行けるところでしたけれども(*_*)☆\バキ!

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 東京都のイベント、往復はがきによる抽選に当選!







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 朝から既に蒸し暑く、展望台の存在でボリューム感が増えた東京スカイツリーも霞んでいます




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 アサガオが楽しめるのが救いでしょうか?




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 東京都は江東区にある”扇橋閘門”がこの日の体験場所です!




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 こういうイベントには、コレが付きもののようです(^^)




 扇橋閘門とは・・・

 江東デルタ地帯を東西に流れる小名木川のほぼ中央に位置し、水面の高さが違う河川を船が通行できるようにした”ミニパナマ運河”といえる施設です。その仕組みは、2つの水面に挟まれたスペース内に船を入れ、水位を人工的に昇降させることにより船を通過させるというものです。夏場など水辺に親しみやすい季節には、プレジャーボート等多くの船舶が往来します。

 その小名木川はといえば、長さ4.6kmの河川で、江戸時代からその周辺に住む人々の物資輸送路として大きな役割を果たしてきました。
 天正18年(1590)江戸入りした徳川家康は城下町江戸の建設に伴い、神田・日本橋周辺の土地の造成や江戸湾の整備などを中心とする大規模な事業を行ないました。その事業の一環で、行徳から江戸城に塩を運ぶための掘割として小名木川は開削されました。
 江戸時代には日用品のほとんどが船を使って運搬されていたため、江戸が大都市になるにつれ、小名木川の重要度は次第に増していくようになりました。
 江戸中期以降は、庶民がこぞって日帰りの旅をするようになり、行徳へ向かう定期便が就航し小名木川を行き来しました。
 明治40年頃には、小名木川沿いに工場が多く建てられ、諸工業が発展していきました。
 しかし昭和40年頃になると陸上交通が発展し、次第に工場も郊外へ移転していったため小名木川の水運としての役割は低下していくようになりました。
 現在も製粉工場への原料・製品の運搬等を中心に水路としての役割を果たしています。

 (以上、受付時に配布された案内資料からの抜粋)




 なんと、これから運良く製粉工場からの運搬が見られるとのこと、
 この日も早めに到着して正解でした!




 水位調節の様子は、コチラのサイトがよく判ると思います。




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 東側から侵入してきました、製粉工場からの船




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 タグボートがゆっくりと・・・




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 そのタグボートを操るのは、ワイルドな青年でした




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 二艘が連なっています




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 そんなにきれいな川ではありませんが、生き物のいとなみはたくましく・・・




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 後方のゲートが閉じられ、水位調節が始まりました




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 低かった水位が・・・




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 隅田川側と同じになりまして・・・




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 前面のゲートがオープンして、グリーンシグナルになると・・・




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 船は隅田川・東京湾方面へ進んでゆきました




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 殿はやはり老練さが重要なのでしょうか?




 






 つづく
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コメント 21

カンクリ

興味をそそられる風景です。東京にもあったんですねぇ~~。

by カンクリ (2010-08-01 09:59) 

cloud9

東京にも運河なるものがあったのですね^^
by cloud9 (2010-08-01 12:13) 

Takashi

東京都がパナマ運河って言っちゃっているところが面白いですね^^
タグボートを操る青年、なんかギャップがあっていいです。
by Takashi (2010-08-01 14:01) 

BPノスタルジックカーショー

こんにちは。

東京でもこんな世界が有るんですね??
by BPノスタルジックカーショー (2010-08-01 17:30) 

さといも野郎

タグボートの兄ちゃん、ナイスな風情です(^^
しっかし、東京にこんな運河があるとは驚きました。

by さといも野郎 (2010-08-01 22:47) 

an-kazu

*カンクリさん、
*cloud9さん、
*BPノスタルジックカーショーさん、

 江戸時代の物流とのちの開発による地盤沈下という歴史が、
 この施設の存在へとつながっています。
by an-kazu (2010-08-01 23:27) 

an-kazu

*Takashiさん、
*さといも野郎さん、

 船を見た瞬間は、くわえタバコにタオル鉢巻でランニングシャツ
 姿の日焼けしたおっちゃんを想像したのですが(^^);
by an-kazu (2010-08-01 23:29) 

せつこ

東京にも本格的な運河、初めて知りました。
タグボートの兄ちゃんのボーシが好いですね。
by せつこ (2010-08-02 05:09) 

とり

東京にこんなものがあるんですね~(@Д@)
by とり (2010-08-02 09:22) 

ゴーパ1号

抽選の情報等、an-kazuさんは常に情報網を張ってるのですね。すごいなぁ。
by ゴーパ1号 (2010-08-02 14:26) 

emuzu

ほほッーーーこんな物が、、、メモメモ〆v(^皿^♪)
7日ははじけちゃって下さい
ボクは仕事ですが^^;
by emuzu (2010-08-02 15:13) 

penny

いつも思いますが、an-kazu さんの記事は、
観た事もない世界を体験させてくれます ^^
by penny (2010-08-04 01:42) 

響

閘門を見るとワクワクしますね。
あの門が当たり閉まったりして
水が注入されたりするのはアニメのロボットの
登場シーンみたいで好きです。
しかしタイトル見たら本当にパナマまで行ったかと思いましたよ。

by (2010-08-04 03:43) 

an-kazu

*せつこさん、
*とりさん、

 江戸から続く今の東京の姿でもあります!
by an-kazu (2010-08-04 22:39) 

an-kazu

*ゴーパ1号さん、
*pennyさん、

 新聞折込の東京都の広報誌が
 情報源の一つであります(^^)v
by an-kazu (2010-08-04 22:41) 

an-kazu

emuzuさん、

 我が家恒例の夏のイベントに、今年も行って参ります(^^)
by an-kazu (2010-08-04 22:42) 

an-kazu

響さん、

 なんでも、構造がパナマ運河と同じなんだそうです!
 (あちらは有料ですが(^^);)
by an-kazu (2010-08-04 22:44) 

nexus6

おじゃまします
深川辺りを舞台とした時代小説で度々目にしていた小名木川。 何時の時代なのか、そこにこの様な設備がつくられていたなんて新鮮なオドロキでありました。
by nexus6 (2010-08-05 07:15) 

emuzu

仕事が何時頃終わるのかが、、、当日にならないと
けど、、、出没するとしても
花火が終わっている時間帯から、、、スタートです^^;
by emuzu (2010-08-05 17:10) 

an-kazu

nexus6さん、

 徳川家康の頃に造られた人工河川です。
 現代の京葉道や東西線のような存在だったのでしょうかね?
by an-kazu (2010-08-05 23:03) 

an-kazu

emuzuさん、

 花火の頃は・・・帰宅しているはずであります(^^);
by an-kazu (2010-08-05 23:04) 

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