下水道にふれあう!? [Photo]
前回記事に続いて、今回も穴です。
閉所・暗所恐怖症の方は、閲覧を控えられた方が宜しいかもしれません(^_^;)
東京は小平に下水道にふれあうための施設があります。
シルバーウィークの最終日(←もう10月ですが(・・;))に見学してきました様子をお伝えいたします。

建物は新しくて立派です
地上2階建てと低層ですが、ココは上にではなく下に階があるのです。

入口付近の池は再生水なのでしょうか?
半地下に降りるように入口へ向かうと、ドアは必ず閉めるようにと張り紙があります。
(驚愕の訳は後ほど・・・)
一階ロビーは無料ながら案内受付があり、パンフレットなどをもらうことができます。水族館のような水槽には魚が飼育されており、綺麗な水の大切さを認識したところで他のフロアへ移動しますが、前述の通りココは2階までしかありません。上ってみますと事務所のようなところに、図書室とトイレがあるだけです。本は自由に閲覧ができるようです。
エレベータで地下1階へ降りますと、そこは受講室のようなフロアでビデオが上映されており、他の来館者がリラックスして視聴していました。
「騒ぐ&落ちつきのない」娘に静かにせよというのは困難なのでスルーして地下2階へと階段で降ります。

いきなり不気味な展示にビビります
下水処理により生じた汚泥の再利用などがわかりやすく展示されていました。
更に地下3階に階段で降ります。
何故階段で降りるかと言いますと・・・

今地下何メートルなのか、またどのような地層なのかがわかるようになっています
地下3階は小平の水環境について井戸などの模型が展示されており、地下4階は江戸時代から今日に至るまでの下水道の歴史が学べるようになっていました。
・・・と、ここまで各フロアを観てきたのですが、いずれも大きめの空気清浄機と思われる装置が稼動していました。公共施設らしく新型インフルエンザ対策なのか?ぐらいにしか思っていませんでした。

様々な下水道管の種類や、実際のマンホールがどのような構造なのかがわかるようになっています

細い下水管の中でも、光ファイバーケーブルを敷設することができるロボットも展示されています
実はこのフロアだけは"臭う"んです。
何の臭いかと言いますと・・・・、

このように現役の幹線下水道管内に直結していたため、未処理の下水によるドブ臭が充満(>_<)
画面奥(上流)のほうに滝のような落差があるそうで、ドーとかゴーという音と暗さで少し恐怖を感じます(・・;)
係の人がいろいろ教えていただいたので少し紹介します。

この幹線下水道管とは2重のハッチのような扉で、館内と区切られています
閉館時は当然閉められます。
また大雨などで下水道管内の水位が上昇した時も閉められますが、そのタイミングはセンサー感知によりアラーム発報されたときだそうです。アラームが鳴ったときは、上の画像の足元およそ30cm下までの水位ですので、直ぐに館内へ流入することにはならないそうです。
ゲリラ豪雨の時などは、さぞかし凄いことになるのではと質問したところ・・・、

蛍光灯の左部分、波のような模様がおわかりでしょうか?
(画面左が上流)
あの高さまで水位が上昇するそうです(@o@)。

監視カメラでも、下水道管内の監視が行われています
(画面右が下流)
紐がぶら下がっていますが、下水道管内の風の流れを把握するためのものだそうです。
(逆方向にたなびくこともあるとのこと)
この日の臭いはまだマシな方(それでも、しばらくいると喉が痛くなってきます)だそうで、尚且つ下水道管内も霧のようになって視界が悪い時があるとのことです。
因に大雨時以外で水量が多かったり、臭いがキツイ時間帯は何時頃だと思いますか?
正解は・・・、
朝の七時頃(起床時のトイレや洗面のため)だそうです。

上の写真にあったカメラのライブ映像を映し出す装置

地下5階の様子(中央奥の開放されている扉の向こうが下水道管に直結)

各種センサーによる下水道管内の様子が、数値で表示されています

小川幹線と呼ばれるこの下水道管の太さは、10tダンプ2台分(@o@)

地下5階だけは防臭目的の扉を開けないと入ることができない構造でした
館内入口の扉を閉めるようにと張り紙がされていたのは、もし開け放たれたままにしておくと、気圧の関係で下水道管から館内に臭いが上がってきてしまうためだそうで、それを防ぐためのお願いだったという訳です。
各フロアにあった大きめの空気清浄機のようなものは、きっとその"臭い"対策のためのものだったのでしょう(・・;)。
館外の敷地には、

下水道敷設のためのシールドマシンや

汚泥再利用のレンガの紹介がありました

以上、小平市ふれあい下水道館の見学の様子でしたm(_ _)m
(林のように見えるトコロは玉川上水です)
監視カメラ、インターネットでライブ公開してくれないかなぁ(T_T)
閉所・暗所恐怖症の方は、閲覧を控えられた方が宜しいかもしれません(^_^;)
東京は小平に下水道にふれあうための施設があります。
シルバーウィークの最終日(←もう10月ですが(・・;))に見学してきました様子をお伝えいたします。

建物は新しくて立派です
地上2階建てと低層ですが、ココは上にではなく下に階があるのです。

入口付近の池は再生水なのでしょうか?
半地下に降りるように入口へ向かうと、ドアは必ず閉めるようにと張り紙があります。
(驚愕の訳は後ほど・・・)
一階ロビーは無料ながら案内受付があり、パンフレットなどをもらうことができます。水族館のような水槽には魚が飼育されており、綺麗な水の大切さを認識したところで他のフロアへ移動しますが、前述の通りココは2階までしかありません。上ってみますと事務所のようなところに、図書室とトイレがあるだけです。本は自由に閲覧ができるようです。
エレベータで地下1階へ降りますと、そこは受講室のようなフロアでビデオが上映されており、他の来館者がリラックスして視聴していました。
「騒ぐ&落ちつきのない」娘に静かにせよというのは困難なのでスルーして地下2階へと階段で降ります。

いきなり不気味な展示にビビります
下水処理により生じた汚泥の再利用などがわかりやすく展示されていました。
更に地下3階に階段で降ります。
何故階段で降りるかと言いますと・・・

今地下何メートルなのか、またどのような地層なのかがわかるようになっています
地下3階は小平の水環境について井戸などの模型が展示されており、地下4階は江戸時代から今日に至るまでの下水道の歴史が学べるようになっていました。
・・・と、ここまで各フロアを観てきたのですが、いずれも大きめの空気清浄機と思われる装置が稼動していました。公共施設らしく新型インフルエンザ対策なのか?ぐらいにしか思っていませんでした。

様々な下水道管の種類や、実際のマンホールがどのような構造なのかがわかるようになっています

細い下水管の中でも、光ファイバーケーブルを敷設することができるロボットも展示されています
実はこのフロアだけは"臭う"んです。
何の臭いかと言いますと・・・・、

このように現役の幹線下水道管内に直結していたため、未処理の下水によるドブ臭が充満(>_<)
画面奥(上流)のほうに滝のような落差があるそうで、ドーとかゴーという音と暗さで少し恐怖を感じます(・・;)
係の人がいろいろ教えていただいたので少し紹介します。

この幹線下水道管とは2重のハッチのような扉で、館内と区切られています
閉館時は当然閉められます。
また大雨などで下水道管内の水位が上昇した時も閉められますが、そのタイミングはセンサー感知によりアラーム発報されたときだそうです。アラームが鳴ったときは、上の画像の足元およそ30cm下までの水位ですので、直ぐに館内へ流入することにはならないそうです。
ゲリラ豪雨の時などは、さぞかし凄いことになるのではと質問したところ・・・、

蛍光灯の左部分、波のような模様がおわかりでしょうか?
(画面左が上流)
あの高さまで水位が上昇するそうです(@o@)。

監視カメラでも、下水道管内の監視が行われています
(画面右が下流)
紐がぶら下がっていますが、下水道管内の風の流れを把握するためのものだそうです。
(逆方向にたなびくこともあるとのこと)
この日の臭いはまだマシな方(それでも、しばらくいると喉が痛くなってきます)だそうで、尚且つ下水道管内も霧のようになって視界が悪い時があるとのことです。
因に大雨時以外で水量が多かったり、臭いがキツイ時間帯は何時頃だと思いますか?
正解は・・・、
朝の七時頃(起床時のトイレや洗面のため)だそうです。

上の写真にあったカメラのライブ映像を映し出す装置

地下5階の様子(中央奥の開放されている扉の向こうが下水道管に直結)

各種センサーによる下水道管内の様子が、数値で表示されています

小川幹線と呼ばれるこの下水道管の太さは、10tダンプ2台分(@o@)

地下5階だけは防臭目的の扉を開けないと入ることができない構造でした
館内入口の扉を閉めるようにと張り紙がされていたのは、もし開け放たれたままにしておくと、気圧の関係で下水道管から館内に臭いが上がってきてしまうためだそうで、それを防ぐためのお願いだったという訳です。
各フロアにあった大きめの空気清浄機のようなものは、きっとその"臭い"対策のためのものだったのでしょう(・・;)。
館外の敷地には、

下水道敷設のためのシールドマシンや

汚泥再利用のレンガの紹介がありました

以上、小平市ふれあい下水道館の見学の様子でしたm(_ _)m
(林のように見えるトコロは玉川上水です)
監視カメラ、インターネットでライブ公開してくれないかなぁ(T_T)
本当に「ふれあい」下水道館ですね^^;
「ふれあい下水道管」でもいいかな^^;
地元の子供たちも見学にいったりするのでしょうね。
たくさん勉強になりますね。
by ゴーパ1号 (2009-10-07 00:15)
実物の下水道管を見れるなんて、面白そうですね。
臭いはキツそうですが^^
by Takashi (2009-10-07 05:57)
色々な施設があるんですね~
by ガンバルおやじ (2009-10-07 06:05)
知らないところでこうやって働いている方のおかげで便利なのですね。
今日は心してトイレの水を流したいと思います。
by とり (2009-10-07 07:26)
お早う御座居ます。
とても詳しいレポートを見せて頂き
大変勉強になりました^^
by 絵瑠 (2009-10-07 10:05)
下水臭は容赦なく厳しそうですね(>_<)
by さといも野郎 (2009-10-07 21:30)
閉所恐怖症です ^^;
by penny (2009-10-08 00:43)
地中にあってなかなか人の目が向けられることが無い下水施設が
見れるなんて珍しい場所ですね。
いつも楽しそうな社会科見学を僕もやってみたいです。
by 響 (2009-10-08 04:38)
ご訪問 & nice ! ありがとうございました。
by ビアンカ (2009-10-08 10:48)
面白い~こんな施設があるんですね。
普段見ることの無い世界(映画だったら良く出てくるけど…)
実際に臭うって^^;
しかし、ふれあい…下水道…館。
下水道とふれあうのか~すごい名前だわ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
by koume (2009-10-08 14:29)
うぅ~ん、、、ナイス取材です(´▽`*)/
by emuzu (2009-10-09 11:44)
ゴーパ1号さん、
周辺小学生の団体による社会科見学は、
やはり受け入れているそうです。
by an-kazu (2009-10-09 19:58)
Takashiさん、
湿度が高い時や真夏の見学は
遠慮した方が良いかもしれません!
by an-kazu (2009-10-09 20:00)
ガンバルおやじさん、
無料なのが嬉しいです(^^)v
by an-kazu (2009-10-09 20:02)
とりさん、
この時は、幸いにして固形物は流れてきませんでした(^_^;)
稀に油を流す人がいるようで、灯油のような臭いが充満する
ことがあるそうです。
下水道の水は再生されたり、オーバーフロー分はそのまま川
へと流れ込むので、油などを流してはいけませんね(..)
by an-kazu (2009-10-10 07:05)
絵瑠さん、
普段生活している足元にどんな世界が広がっているのか
良くわかりました(^^)v
by an-kazu (2009-10-10 07:13)
さといも野郎さん、
飯田橋駅前などで漂っている都市型河川の臭いと同じです。
密閉されているので、さらにキツイですが(^_^;)
by an-kazu (2009-10-10 07:19)
pennyさん、
恐怖体験ゾーンかもしれませんね(^_^;)
by an-kazu (2009-10-10 07:21)
響さん、
全国的にも珍しいのではないでしょうか?
大人の社会科見学はこれからも続きます(^_^;)
by an-kazu (2009-10-10 07:23)
ビアンカさん、
今後とも宜しくお願いしますm(_ _)m
by an-kazu (2009-10-10 07:26)
koumeさん、
映画やドラマ(海外モノに多いような)で、下水道内部のシーンを良く
みかけますが、実際にはありえないのでは?と思いました(^_^;)
by an-kazu (2009-10-10 07:30)
emuzuさん、
このような感じの施設見学は、
機会がある毎に行ってみようと思っています(^_^;)
by an-kazu (2009-10-10 07:32)
こんばんは‼
普段見た事もない場所ですが今回、大変勉強になりました・・・
高い場所は苦手ですが地下は大丈夫です(^・^)♪
by ちゃーちゃん (2009-10-10 18:14)
ちゃーちゃんさん、
東京の地下は穴だらけです。
by an-kazu (2009-10-10 21:58)